私にも、別れた恋人がその後、同じ会社の別の社員と付き合っていることを知り、強いショックを受けた経験があります。
しかも、その相手は私の同期でした。普段から一緒にご飯を食べに行くこともあるくらいの仲だったので、元恋人だけでなく、その同期に対しても疑いの気持ちを持つようになってしまいました。
「自分と付き合っていたことを知っているのに、なぜ別れたあとに付き合うんだろう」
そんな怒りもありましたし、「もしかすると、自分と付き合っているときから二人の関係は始まっていたのではないか」とまで考えるようになりました。
一度そう思い始めると、元恋人や同期が話していることまで信じられなくなっていきました。
しばらくはそのことで悩み続け、何をするにも億劫になっていました。
会社へ行って二人が目に入ることさえ嫌で、できるだけ顔を合わせないように休憩時間をずらすこともありました。
ドラマを見て思い出したこと
そんな時期に、たまたまテレビでドラマ『オレンジデイズ』の再放送を見ました。学生時代によく見ていたドラマだったので、「懐かしいな」と思いながら何気なく見ていました。
ドラマの内容そのものが自分の状況と重なっていたわけではありません。ただ、大学生活を舞台にした物語を見ているうちに、自分の学生時代の恋愛を思い出しました。
当時の私は、学校の中にいる好きな人のことばかり考えていました。でも、あるとき「世の中はもっと広い」と気づいたことがありました。
学校の中ではとても魅力的に見える人でも、それは自分がその狭い世界しか見ていなかったからかもしれない。学校の外に出れば、いくらでも新しい人との出会いがある。そう思えたことで、気持ちが楽になった経験がありました。
そのことを思い出したとき、「もしかすると、今の自分も同じことをしているのではないか」と思いました。
職場という限られた世界の中で、元恋人と同期のことばかりを考えすぎている。そうやって、少し離れたところから自分の状況を見ることができた気がします。
職場は人生のほんの一部
それまでは、職場へ行けば元恋人に会いたくないと思い、必要以上に意識していました。
でも、「自分は元恋人のことに焦点を当てすぎているのかもしれない」と考えられるようになりました。
もちろん、代わりに職場で新しい恋人を探そうと思ったわけではありません。
職場は、人生のほんの一部です。そこで恋愛をしなければいけないわけでもないし、そこで起きたことだけで必要以上に傷つき続ける必要もない。
新しい出会いを求めるなら、職場の外に目を向けてもいい。元恋人と付き合った同期についても、「二人は二人で勝手にすればいい」と少しずつ思えるようになりました。
この先、転職することもあるかもしれない。何かのサークルに入るかもしれないし、好きなスポーツを通じて新しい仲間に出会うかもしれない。
「自分は、この狭い世界だけにとどまっている人間ではない」そう思えるようになったことで、気持ちはかなり楽になりました。
毎日、今の職場で起きていることばかり考えているのは、なんだか頭がもったいない。
そう思えたことが、私にとって気持ちを切り替えるきっかけになったのだと思います。
相談者へのメッセージ
別れた彼女が職場婚約したとしても、別に無理に2人を祝福する必要もありません。あなたの貴重な人生を、無駄なことに費やす必要は無いです。変に強がってかっこつけるのでなく、ただその状況を放置すれば良いのです。あなたが頑張るところはそこではなく、あなたのためになることを頑張ればいいのです。
長い人生でいくらでも異性はいます。あなたはただ恋に盲目になっていただけです。
あなたは毎日学生時代の初恋の人のことを考えていますか、おそらくほとんどの人は心のどこかでしまってあって忘れていると思います。今の元彼女もいつかそういう存在になる、もしくは忘れ去られる存在になるかもしれません。それは時の流れに任せましょう。